こんにちは! いちのみやプロガイドのKです。
移住して3年、平日は都内に通い、週末はゆったり過ごす生活。
ビーチタウン千葉県一宮町の、いいお店やライフスタイルを伝えたいと思い、個人の趣味で始めたブログです。
airbnb(民泊サイト)のホスト(宿泊を受け入れる側)でもあるKが、
どういう経緯で移住し、そして移住後の生活はどうなのかを、ざっくりご案内させてもらいます。
移住前
大学生活から約10年間、東京下北沢の近くで東京ライフを満喫。仕事の都合で東京から神戸に転勤。神戸では4年間、仕事に追われる毎日を過ごし、月に一度サーフィンができれば幸せでした。
何度か宮崎に遊びに行き、現地の暮らしがうらやましいなと思っていた矢先、神戸から東京への転勤が決定。それを機に、海の近くでの生活を目論み始めることに。
調べてみると、通勤時間や環境において、少し現実的ではない数値が。。。
ただ、移住者たちの声が集まった千葉県一宮町のサイトを発見!!そこには人間らしく生き生きと豊かな暮らしをしている人たちが。
おしゃれなカフェやおいしいお店があるとメリットを並び立て、四苦八苦しながら、サーフィンしない妻の許可を得、1年だけ期間限定で住むことに成功!通勤は片道2時間弱ですが、一宮町で素晴らしいビーチライフを始めることに。
移住後の試練
がしかし、現実はそう甘くはありません。会社では終電が早すぎるから接待ができないと上司から怒られ、住んでいる場所をネタにされ、出世からは外れ、挙句の果てには両方の親からも非難が。。。 そう、妻も片道1.5時間以上かけて都内まで通っていたのです。
そんなこんなで移住してから2カ月が経ったころ、妻の妊娠が発覚!第一子の妊娠だったので喜んでいたのも束の間。一気に現実が押し寄せてきました。通勤時間が長すぎるため、都内に引っ越さざるを得ない状況に。。。
そこで都内の保育園事情や生活コスト、子供の育つ環境を踏まえ、さんざん二人で話し合った結果、ここ一宮町でもう少しだけ暮らしてみようということに。
子供の縁
子供が多いエリアに住んでいたので、妻のお腹が大きくなってくると、近所の方たちが「いつでもサポートするからね」と声を掛けてくれ、この町の素晴らしさに感動。
子供が生まれる前から、子供が縁で色んな仲間と出会うことに。そして、無事出産を終え、自然あふれる素晴らしい環境で子育てをするという、幸せな生活がスタート。
さらに、座って通える通勤時間は、情報収集や自分のスキルを磨く時間となり、とても充実した日々が続いていました。
生への執着
がしかし、突然、死を意識するできごとが発生!!
冬の大きな波の冷たい海で、サーフボードと身体をつなぐリーシュコードが切れてしまったのです。「助けてくれ!!」と叫びながら20分以上泳ぎ続けるも、波が大きく、どうにもなりません。
諦めてたまるかと、必死に岸まで泳ぎ続け、なんとか砂浜に打ち上げられたころには、身体も精神もへとへと。これを機に、自分の人生で大切なことや、モノが何なのかを、もう一度考え直すことに。
生への感謝
ちょーポジティブ思考のKが、初めて向き合った自分の死。
産まれたばかりの子供と、愛する妻に何をしてあげたのか?まだ何もしていない。いやむしろ、幸せを与えてもらってばかり。
自分の都合で、海沿いに住み、それを許してくれた妻。
無垢な笑顔で、いつも幸せを与えてくれる息子。
これは言葉で感謝し続けたとしても、なかなか伝わらないぞ。ということで、現実的で具体的な感謝は何かと考え続ける日々が始まる。
~~続く~~